VEHICLES

車両紹介

レトロからポップまで多彩な列車が走る樽見鉄道

樽見鉄道の列車は移動手段としての便利性を高めるため、時代の変化に合わせて進化してきました。多彩な外観デザインがあるのも特徴です。現在運行している車両の一部をご紹介します。

  • ハイモ330-701 車両イメージ

    ハイモ330-701

    【平成22年新潟トランシス製】
    新潟トランシスが第三セクター鉄道等のローカル線向けに開発した「NDCシリーズ」の一員です。全長18メートルで、客室窓は安全上すべて固定窓となっています。エンジンは330馬力にパワーアップ。ブレーキは応答性の良い電気指令式を採用しています。平成29年11月に塗装を標準色、白ラインをシルバーラインに変更し、観光列車「ねおがわ」としてデビューしました。エンブレムデザインは、本巣市内の中学生から募集した作品の中からグランプリ2点を採用。また、車内は清流根尾川をイメージした鮎型の吊り手となっています。ATS-ST形搭載

  • ハイモ330-702 車両イメージ

    ハイモ330-702

    【平成27年新潟トランシス製】
    ハイモ330-701と同じ新潟トランシスが第三セクター鉄道等ローカル線向けに開発した「NDCシリーズ」の一員です。初代モレラ号ハイモ230-314の更新車両として導入。外観デザインは大型ショッピングモール「モレラ岐阜」との合同企画「新モレラ号デザインコンクール」にてグランプリを受賞した長坂虹輝様の作品を採用しています。ATS-ST形搭載

  • ハイモ330-703 車両イメージ

    ハイモ330-703

    【平成30年 新潟トランシス製】
    ハイモ330-701と同じ新潟トランシスが第三セクター鉄道等ローカル線向けに開発した「NDCシリーズ」の一員です。老朽化したハイモ230-313の更新車両として導入。外観デザインは樽見鉄道標準色を採用。703号の導入により、樽見鉄道線内のレールバスは全車両引退しました。ATS-ST形搭載

  • ハイモ295-516 車両イメージ

    ハイモ295-516

    【平成17年新潟トランシス製】
    形式はハイモ295-315と同じハイモ295型を名乗っていますが、車体の長さが18メートルと2メートル長くなったため、500番台を名乗っています。車体が大きくなったため各部にマイナーチェンジが行われています。外観デザインは本巣市制施行20周年を記念した「モトスミライ号」として淡墨桜をイメージした可愛らしい色合いに。「薬草列車」「しし鍋列車」は主にこの車両を使います。ATS-ST形搭載

  • ハイモ295-617 車両イメージ

    ハイモ295-617

    【平成14年富士重工製】
    平成20年3月末まで三木鉄道で活躍していたミキ300-105を、老朽化したハイモ230-301の置き換えのため、平成20年12月に導入。平成21年3月1日デビューしました。三木鉄道からの編入車ということで600番台を名乗っています。車内は樽見鉄道初のセミクロスシートとなっています。しばらくは三木鉄道で活躍していた塗装のままで運行していましたが、平成26年10月に、地元ケーブルテレビ局CCNetの全面広告車となりました。ATS-ST形搭載

  • ハイモ295-315 車両イメージ

    ハイモ295-315

    【平成11年富士重工製】
    今までのハイモ230型と違い、車体の構造がバスボディーから軽快気動車仕様になりました。車体の大きさも1メートル長く16メートルとなり、エンジンの出力も230馬力から295馬力になりました。2023年7月に国鉄リバイバルカラーに塗装を変更しました。ATS-ST形搭載

イベント・企画列車

目的地だけが魅力じゃない!車内も愉しむイベント列車

季節によって「薬草列車」や「しし鍋列車」など、さまざまな企画列車を運行しています。樽見鉄道に乗車し、車窓からの景色を眺めながら目的地までの旅をお愉しみください。

イベント・企画列車イメージ

イベント

観光列車「ねおがわ」

“予約がいらない・いつでも乗れる・おもてなしが伝わる観光列車”

清流・根尾川を眺めながら走る樽見鉄道では、平成29年秋から観光列車「ねおがわ」の運行をスタートしました。「本巣駅」から終点「樽見駅」までの18.3㎞、約30分の区間を土曜日や休日などに運行する定期列車で、いつものきっぷで乗車していただけます。車内では、根尾川橋梁など10の絶景スポットで徐行運転をするほか、運転士による沿線紹介も行っています。車両に付けられたエンブレムは、本巣市内の中学校に在学する生徒から公募したデザインのグランプリ作品を採用しています。
※現在休止中です。

観光列車「ねおがわ」イメージ

この「ねおがわ」が走る本巣市は、“甘柿の王様”といわれる大きくて甘い「富有柿(ふゆうがき)」の名産地です。満開のときは花びらがつややかな白、散りぎわには淡い墨の色になることから“淡墨桜(うすずみざくら)”と名付けられた、樹齢1,500余年を数える名桜「根尾谷淡墨桜」があることでも知られています。樽見鉄道では、この淡墨桜の開花シーズンには「桜ダイヤ」による臨時列車を運行しています。

  • 富有柿(ふゆうがき)
    富有柿(ふゆうがき)
  • 淡墨桜(うすずみざくら)
    淡墨桜(うすずみざくら)